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鍼灸、あん摩・マッサージ・指圧の手技(治療法)と治療回数、治療間隔の目安

鍼灸治療のイメージは個々様々だと思いますが、摩訶不思議な神秘的な治療と思われている方も少なくないと思います。身体に対して現代医学とは異なった捕らえ方をするので、そのように思われる方が多いのだと思います。

「鍼治療で腰痛が一発で治った」というようなお話を聞かれたことがあるかもしれませんが、確かにそのようなケースもあります。ただ、症状など様々な要因があって、一回の治療で症状が無くなる場合もありますし、そうでない場合もあります。

少し想像しがたい鍼灸治療ですので、治療回数や治療間隔、治療の手技などについて下記を参考にしていただければと思います。


鍼・灸の手技

現在、日本で一般的に行なわれているものは鍼管(しんかん)という筒を使用して鍼をポンポンと指でたたいて刺入する方法が主流です。これを管鍼法といいますが、当院では管鍼法を行なうこともありますが、基本的には鍼管を使用せずに鍼を刺入する撚鍼法(ねんしんほう)を行ないます。撚鍼法は鍼管を使用しないために、鍼の角度を自在に調整できるほか、管鍼法では刺入時に皮膚を付き破る感じになりますが、撚鍼法では皮膚の隙間を縫うて入るような感じでとてもソフトな刺入ができます。

また、当院で行なう経絡治療では本治法(ほんちほう)と標治法(ひょうちほう)によって治療を行います。本治とは病の原因、根本を治す治療で、標治は結果として症状を示している患部を中心に治療することを言います。

本治法では銀鍼を使用し撚鍼法にて気血のバランスを整え、病の根本を治療します。標治法では適宜、身体の状態に合わせて鍼の太さなどを使い分けます。


あん摩・マッサージ・指圧の手技

一般的に「あん摩・マッサージ・指圧」は「マッサージ」という言葉で総称して認識されていると思います。厳密にはマッサージとあん摩、指圧は別物となります。

厚生労働大臣免許を有する有資格者が行なう手技はあん摩の手技が中心であることが多いです。地域によっても主流の手技は違いますが、西日本ではたいていはあん摩の手技と思われます。

当院では基本はあん摩の手技を行ないます。中でも揉捏法(じゅうねつほう)を中心に行ないます。揉捏法はいわゆる「揉む」という手技です。指圧の手技も行ないますが、指圧の手技はもともとはあん摩の手技のひとつである圧迫法から派生した手技で、基本は同じです。

治療は全身で診ることが基本となります。部分的に患部を治療するところがりますが、身体は全身が繋がっていますから、全身のバランスを調整することが必要です。また原因が症状の出ているところとは限りませんので、一時しのぎではなく、治療効果を持続させるためにも全身治療が必要です。


治療の回数と間隔

当院では週一回の治療を基本としています。症状や体質等によって個人差はあります。

病気が治るというのは身体の治癒力が身体をむしばむ病邪より優勢に働くことが必要で、鍼灸、あん摩治療ではその治癒力を引き出していきます。治療の度に身体が変化していくことを実感していただければと思います。治療直後よりも少し時間が経ってからの方が身体の変化、症状の変化を自覚する方が多いのも治癒力を引き出しているということの現れです。

急性のぎっくり腰寝ちがいの場合は毎連続または一日おきに連続で1回から3回の治療を行います。長くても5、6回までは症状に合わせて治療間隔を詰めます。急性症状は病としては新しい病となりますので、治療間隔を空けずに治療した方が早期に治癒します。急性症状の場合に治療間隔を空け過ぎると症状の軽減は見込めますが、慢性化してしまうこともあります。

風邪の場合も治療間隔は詰めて行ないます。風邪が鍼灸の適応疾患であることはあまり知られていませんが、インフルエンザなどで高熱が出ているような場合を覗き、一般的な風邪は適応疾患です。

アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎など)喘息などの体質の改善を必要とする症状や長期間患っている症状や慢性症状の場合は週一回の治療が基本です。症状、体質によって一ヶ月から数ヶ月で落ち着く場合もありますし、半年、一年と治療に時間がかかる場合もあります。

主な症状が落ち着いた後は、メンテナンス期に移行します。身体には生活している以上、何らかの負荷は必ずありますから、疲労が蓄積したり身体バランスが少しずつ崩れていきます。そのバランスの崩れを大きくしないための予防のための治療です。メンテナンス期は月一回程度の治療をお勧めしています。二ヶ月に一回、三ヶ月に一回のメンテナンスで良い方もいますが、ご自身の身体のバランスの崩れ方や負荷のかかり方の傾向が掴めるまでは月一回の治療をお勧めします。

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